うにょんジェネレータ

メモも積もれば知識となる(カモ)。アウトプットの練習中。

種子島ロケットコンテストに出場しました.

ご無沙汰しております.アドらどです.

前回記事のSwift本も,なし崩し的に読み終えていませんが,今回は部活動の記録(日記)です.

 

毎年3月初旬にJAXA種子島宇宙センターにて, 種子島ロケットコンテスト が開催されています.今回が第12回の開催となっており,参加者数は220人を超えたと聞いています(間違っていたらごめんなさい).私の所属するクラブは,毎年このコンテストに出場しています.

このコンテストでは大きく分けて2つの部門による競技を行っています.一つがモデルロケットの部,もう一つがCanSatの部です.

今回私が出場したのは後者です.

 

CanSat (カンサット)は,宇宙開発技術の教育を目的として考案された,小型の模擬人工衛星です.元々,飲料水の空き缶に電子回路を搭載したものから始まったので,缶サットというわけです(リンク参照).国内で行われている競技としては,ロケットに搭載して打ち上げ,上空で放出し,落下時のデータを収集するものがあります.

このように,本来のCanSatは非常にコンパクトで,データ収集等が主なミッションである場合が多いと思います.

一方で,種子島ロケットコンテストで行われるのはcome-back競技です.これは,CanSatをロケットあるいは気球によって上空から投下後,CanSatGPS等のセンサを用いて,自律制御で目的地まで移動する競技です.つまり,競技を開始した時点から全てはそのCanSat次第ということです.このようなミッションのために,機体条件も缶サイズより大きく,「機体とパラシュート合わせて,直径154mm,高さ300mmの円筒に収まるサイズで,質量1050g以内」となっています.

何はともあれ見るのが一番.種子島原人さんによって撮影された,前回大会の動画がありますので,どうぞ.

 

www.youtube.com

 

 で,今回我々のチームが開発した機体はこちらです.

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機体名「Canじゃっど!2.0」

 今回私が担当したのは,カメラによる画像解析でした.(実装レベルが低いので,画像認識とは言えない)

 

詳細は気が向いたら書こうと思います(多分書かない).

構造担当が乗り気になれば,改めて部活公式として何か書くかもしれません(多分書かない).

 

競技結果ですが,着地時にトラブルが発生した影響で,パラシュートのヒモを自分の車輪(車軸)にグルグルと,ご丁寧に両輪ともに巻きつけてしまったため,リタイアしました.

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その後のデモ走行ではきっちりゴールすることができたので,悔しい限りです.

(こういったトラブルがCanSatの難しさであり,面白さだと思います.)

 

実は,昨年の各チームの開発レベルを鑑みて,今回大会あたりから複数チームが画像認識を搭載してくるかなと思っていました.が,蓋を開けてみると我々だけでした.やはり,例年壊れたりするチームが多いので,構造に力を入れるチームが多いのかなといった印象です.

個人的には,もっと機能的な部分に力を注いでくれるチームがあると,気合が入るのですが….

 

(、・ω・)、< 以上で第12回種子島ロケットコンテストの出場報告とします.